第1話『壮絶な騙し合い、ゲーム再開』
突然、1億円が届けられたことで人を騙して大金を奪い合う「ライアーゲーム」に参加することになった、正直者の女子大生・神崎直(戸田恵梨香)。元天才詐欺師の秋山深一(松田翔太)の協力を得て3回戦まで戦い抜いた2人は、負債をゼロにしてゲームを終えた。 それから2年、直の家に再び現金1億5千万円の入った箱が届いた。4回戦は棄権すると決めていた直だったが、ライアーゲーム事務局員の谷村光男(渡辺いっけい)に他のプレイヤーを救って欲しいと訴えられ、参加を決意する。 同じ頃、秋山も事務局員のエリー(吉瀬美智子)から、2年前に会ったのはゲームの主催者ではないと聞き参加を決める。 第4ステージ・第1会場にやってきた直は秋山とかつて一緒に戦った福永ユウジ(鈴木浩介)、さらに西田勇一(荒川良々)、菊地翔(眞島秀和)、小坂妙子(広田レオナ)の姿があった。直後、モニターにディーラーのソラリオが映り、ゲームの解説が始まる。いよいよ、第4ステージの幕が明ける!
第2話『ついに秋山登場』
「ライアーゲーム」4回戦に参加することになった神崎直(戸田恵梨香)と秋山深一(松田翔太)。福永ユウジ(鈴木浩介)とも再会し、3人は太陽ノ国チームとして月ノ国チームの3人と戦うことになった。まずは、福永と西田勇一(荒川良々)が先鋒戦として“24連装ロシアンルーレット”で対決することに。見事な作戦でゲームを優勢に進めていた福永だが、太陽ノ国エリアで対戦を見つめていた直がゲームに仕掛けられた“罠”に気付いた。それを福永に教えようと、ゲームにタイムをかけようとする直だが、それを秋山が止めた。福永は大丈夫だという秋山の言葉通り、その後も福永の優勢は変わらなかった。 福永のペースでゲームが進む中、突然、直がゲームにタイムをかけた。いい流れを止められて不機嫌になる福永。しかし、太陽ノ国エリアに戻ってくると、直に求められてこれまで西田に仕掛けた作戦を得意げに話しだした。それを聞いた直は、福永が驚くある提案をする。一方、月の国エリアに戻った西田は菊地翔(眞島秀和)と小坂妙子(広田レオナ)に激しく怒られる。必死で弁明するも菊地は聞く耳を持たず、西田を殴りつけた。その勢いで中央エリアに落ちてきた西田。それでもなお殴ろうとする菊地を止めた直は…。
第3話『華麗なる逆転劇』
神崎直(戸田恵梨香)の提案により、先鋒戦の福永ユウジ(鈴木浩介)と西田勇一(荒川良々)が引き分けに終わり、中堅戦が始まった。中堅戦は太陽ノ国チームからは秋山深一(松田翔太)、月ノ国チームから菊地翔(眞島秀和)が登場し、トランプの絵札とジョーカーのみを使う“17ポーカー”を行うことに。本番が始まり、秋山が2連勝したところで、西田が慌ててタイムをかけた。ところが、月ノ国エリアに戻ってきた菊地は、焦るどころか必勝法を見つけたと余裕の表情を浮かべていた。次の勝負からそれを披露するとゲームに戻った菊地は、宣言通りに勝利をおさめる。不審に思った秋山が菊地を問い詰めるが、そんな中、直がタイムをかけた。直は月ノ国エリアに向かい、こんな戦いは止めようと叫ぶ。戦いを止めてくれるのなら、自分たちは3人を救うと訴える直の言葉に、呆れるばかりでまったく耳を貸さない月ノ国チーム。それでもなお叫ぶのを止めない直を優しく制す秋山。福永もまた勝ちに行くべきだと訴える。そして、ゲームが再開した…。
第4話『裏切り勃発!』
4回戦の中堅戦が終わり、いよいよ大将戦となった。太陽ノ国チームの神崎直(戸田恵梨香)と月ノ国チームの小坂妙子(広田レオナ)が対決するのは“回らないルーレット”だ。通常のルーレットとは違い、プレイヤー対プレイヤーの対決となるルーレットで、親となる片方のプレイヤーが4つの穴のどれかに玉を落としてそれを当てることでチップが稼げる仕組みになっている。親はどこに玉があるのかを把握しているため、相手を惑わすことが勝敗の決め手となるゲームだ。 リハーサルでは秋山深一(松田翔太)と西田勇一(荒川良々)が対決。秋山は心理学を用いて西田が持っているチップをすべて奪ってみせるという大差で勝利をおさめた。リハーサルが終わり、秋山の戦術に恐怖を感じ、顔をこわばらせる月ノ国チーム。しかし、駆け引きが必要となる勝負にもかかわらず極端にウソが苦手で動揺が顔に出る直もまた不安になっていた。そんな直を励ます福永ユウジ(鈴木浩介)。秋山も「勝つ方法がある」と、直にあるアドバイスをおくる。アドバイスを受け直がゲームエリアに向かうと、小坂が緊張の面持ち待っていた。そして、大将戦本番がスタートする…!
第5話『最終決戦へ向けて』
大将戦で勝った神崎直(戸田恵梨香)は、月ノ国チームの負債を肩代わりして3人を救済した。4回戦が幕を閉じ、それぞれの生活に戻る直、秋山深一(松田翔太)、福永ユウジ(鈴木浩介)。ある日、街を歩いていた直にぶつかってきた人物がいた。とっさに謝った直を、お人よし過ぎると笑ったその人物はライアーゲーム事務局員・谷村光男(渡辺いっけい)だった。無視して立ち去ろうとする直に谷村はセミファイナルの招待状を渡す。同じ頃、4回戦を勝ち抜いていた葛城リョウ(菊地凛子)の前にエリー(吉瀬美智子)が現れた。訪ねてきた理由を聞かれたエリーは、一度直接会いたかったとだけ話すと去っていく。 そして、セミファイナルの開催日となった。会場に集められたプレイヤーは12人。モニターにディーラーのフォルリが映り、セミファイナルは前半戦と後半戦があることが告げられる。1人1億円が貸し付けられるが、そのマネーは後半戦会場に用意されており、前半戦で敗退した者はマネーを目にすることなく負債だけ背負うことになるのだ。ゲームは“天使と悪魔ゲーム”。プレイヤーはわけがわからないまま特殊な腕時計を装着させられ・・・。
第6話『謎の秘密兵器』
セミファイナル前半戦。“天使と悪魔ゲーム”のリハーサルで、全員が正直になれば勝者になれるという神崎直(戸田恵梨香)の必勝法は見事に裏切られ、葛城リョウ(菊地凛子)の先導で大塚マリエ(MEGUMI)、安川ノリヒコ(春海四方)の勝ち抜けが決定。3人は本番で最初に悪魔を回避できる権利が与えられた。 そして、本番がスタート。直と秋山深一(松田翔太)と福永ユウジ(鈴木浩介)は、お互い自分が天使であったか悪魔であったかを告白する。さっそく接触をしようとする直と福永だが、それを秋山が止めた。リハーサルでの葛城の裏切りでプレイヤーが疑心暗鬼になっている今、光と音が伴う接触をすると他のプレイヤーに3人がグルだと思われてしまうというのだ。その直後、会場で接触音がなる。接触していたのは・・・。 そんな中、葛城がプレイヤー全員に向かって仲間にならないかと呼びかけた。仲間になるなら現在は天使でも悪魔でもいいという葛城の発言に真意がわからず動揺するプレイヤーたち。葛城は自分で考えた必勝法を説明するが・・・!
第7話『クライマックス』
セミファイナル前半戦、“天使と悪魔ゲーム”。誰が悪魔なのかわからないまま、第2ピリオドが終わろうとしていた。神崎直(戸田恵梨香)は共に天使の十字架を増やすべくプレイヤーに協力を求めるが、葛城リョウ(菊地凛子)が言葉巧みに仲間を増やしていく。さらに、すでに十字架を4本以上獲得している福永ユウジ(鈴木浩介)、川井タツヤ(姜暢雄)、谷中モモコ(片桐はいり)が接触を避けると宣言。直は自分の十字架が増えないことを承知で、天使のプレイヤーに別のプレイヤーに接触するようにお願いするが、あっさりと断られてしまう。落ち込む直に追い討ちをかけるように葛城は、その行動は偽善であり自己満足だと告げる。 第2ピリオドが終わり、モニターに現状が発表され天使が11人、悪魔が1人であることが判明した。それを見て、勝利を確信する葛城。一方、同じくモニターを見ていた秋山深一(松田翔太)も何かを思いついた。秋山は必勝法を思いついたと、隣りで落ち込んでいる直に再びプレイヤーに説得を続けるように話す。わけがわからぬまま、言われた通りに説得を試みる直。しかし、プレイヤーの返事は変わらない。それでも諦めずに必死で頭を下げる直の様子を見つめる葛城チームの面々。そんな中、葛城はチームのプレイヤーに次の手順の説明をする。葛城の説明に恐怖を感じるプレイヤーたち。 そして、最終ゲームとなる第3ピリオドが始まった・・・。
第8話『天才と天才の秘密』
セミファイナル前半戦が終わろうとしていた。神崎直(戸田恵梨香)や秋山深一(松田翔太)、葛城リョウ(菊地凛子)の作戦で、ほぼ全員が勝ち上がりの条件である十字架4本を手に入れていた。しかし、ゲーム終了まで残りわずかになって、まだ十字架4本を持っていないプレイヤーがいて…。ゲームが終了し、勝ち上がって喜んでいるプレイヤーに対して葛城はこのゲームで蹴落とさなかったことを必ず後悔すると告げた。 そして、後半戦が始まることになった。後半戦のゲームは3回戦で戦った密輸ゲームをアレンジした”ゴールドラッシュゲーム”だ。1人に貸し付けられたのは1億円と、相手国の金庫に3億円、合計4億円の金塊だ。プレイヤーは光の国と炎の国に分かれ、相手敷地内にある金庫から金塊を持ち帰る。最後まで運びきれず金庫に残った金塊は相手国のものとなり、トータル賞金額の多い国が勝ちとなる。さらに、勝利国全員がファイナルステージに進めるわけではなく、国の総資産額14億円につき1人という狭き門となる。また、プレイヤーにはファイナルステージ辞退の権利も与えられていて、賞金の半額を返却することなく勝ち抜けすることもできる。 チーム分けが決まり、直、秋山、福永ユウジ(鈴木浩介)は光の国になる。次にチームメイトの金塊を持ち出す順番が決められる権限を持つが、大敗した場合は国の負債の半額を持つというリーダーを決めることに。リスクが大きい為、ためらっているプレイヤーを見た直はリーダーに立候補。炎の国のリーダーは葛城になった。そして、セミファイナル後半戦が始まった…!
第9話(最終回)『禁断の最終回』
セミファイナル後半戦”ゴールドラッシュゲーム”の半分が経過した。神崎直(戸田恵梨香)がリーダーの光の国は、秋山深一(松田翔太)の考えた必勝法で金塊をすべて強奪する作戦に出る。一方、葛城リョウ(菊地凛子)がリーダーの炎の国は、葛城が完全にチームを支配していた。そんな中、光の国は秋山の説得で炎の国の大塚マリエ(MEGUMI)と川井タツヤ(姜暢雄)を仲間に引き入れることに成功した。 ところが、11ゲーム目が始まろうとした時、葛城がチームの中に裏切り者がいることを見抜いた。誰なのかは不明だったが、その後の谷中モモコ(片桐はいり)の密告によりマリエと川井であることが判明。葛城は2人を呼び出すとある行動に出る。葛城が仲間の裏切りを見抜いたことを知らない秋山は、その後も作戦を進めていく。葛城は秋山の作戦に気付いていない振りをしたまま、裏をかいた作戦を実行する。 秋山と葛城の激しい心理戦が続く中、清蘭(遊井亮子)が光の国の設備の異変に気づいた。すぐに、ゲームを監視していたエリー(吉瀬美智子)と谷村光男(渡辺いっけい)に報告を入れるが、谷村は報告を一蹴する。 15ゲーム目が終わり、フォルリ(喜山茂雄)から金庫内の金塊数が発表されることに。お互い自分の国の勝利を確信しているプレイヤーたちだが、その結果は…。