第1話『億の金をめぐる熾烈な頭脳戦が始まる』
大学生の神崎直(戸田恵梨香)は“バカ正直のナオ”と呼ばれるほどの正直者。そんな直の元へ突然1億円が入った小包が届く。カードには“ライアーゲームトーナメントへのご参加ありがとうございます”との一文に加え、開封後のゲーム参加辞退はできないことが記されていた。自動的にゲーム参加となった直、その対戦相手はなんと恩師・藤沢和雄(北村総一朗)だった。しかしその藤沢は正直者の直に付け込み1億円を奪おうとする。
第2話『壮絶頭脳戦の結末!?』
対戦相手の藤沢に騙され1億円を奪われるが、宣戦布告をしてから藤沢を監視する日々をおくる直と秋山。幾日後、直と藤沢のもとへ再びライアーゲーム事務局からカードが届いた。「明日の午後5時に回収に伺います」との文面に思わず笑みをこぼす藤沢。一方、焦る直に秋山は相変わらず監視しているだけでいいと突き放すだけだった。ゲーム終了当日、終了時間10分前になっても動かない秋山に、いてもたってもいられなくなった直が藤沢の家へ走り、お金をかえしてほしいと頭をさげて懇願する。
第3話『22億争奪戦少数決開始!!』
“ライアーゲーム”1回戦を勝ち抜いた直(戸田恵梨香)だったが、谷村(渡辺いっけい)に騙されて2回戦への参戦が決定した。直のことを心配して駆けつけた秋山(松田翔太)もエントリーされると、早速レロニラからゲーム内容が発表された。2回戦は全22名で戦う“少数決ゲーム”。用意された部屋でも本番のことが不安な直は、秋山の元を訪ねる。秋山は直に、勝つためには敵を知ることだと言い、プレイヤーたちに接触をさせる。
第4話『衝撃の展開!!遂にXの正体が明らかに!!』
“少数決ゲーム”が始まった。直は秋山の作戦でチームを結成し、1問目を勝ち残った。続いて2問目の問題が出され、チームの約束では直がYESに、秋山がNOに入れる予定だったが、秋山は直に入れ替えを提案する。開票の結果、4対6でYESの少数派が残ることに。これでチームに残っているのは秋山とツカハラ(鈴木浩介)になった。翌日、会場の外まで来てしまった直。すると直と同様に会場に来ている敗者がいた。直は電話で秋山にその事を告げる。
第5話『驚愕の結末!!21億円奪い取るのは誰だ!?』
直(戸田恵梨香)が見守る中、残り4名で“少数決ゲーム”の4問目が出題された。出題した秋山(松田翔太)は、すぐに3人の目の前でNOに投票し、自分が勝つことを宣言する。するとエトウ(和田聰宏)はフクナガ(鈴木浩介)の元に行き、チームを組むように提案する。しかし、フクナガは負けないけれど勝ちもないと断言。すると2人の元へリエ(岩佐真悠子)がやってきて3人でチームを組もうと持ちかける。しかしリエの提案に納得のいかないフクナガが猛反発。
第6話『震撼リストラゲーム敗者復活戦始まる!!』
敗者復活戦“リストラゲーム”に参加することになった直。ゲームが始まると、エトウらが「リストラするヤツはもう決まっている」と言い切った。それは、2回戦で全員を騙したフクナガだ。そんな中、フクナガが参加者のアピールタイムを提案。最後の直の番になった時、フクナガの策略により、直はリストラ候補になってしまう。すると孤立した直の元にフクナガがやってきて、ある提案をもちかける。一方、秋山の前へ谷村(渡辺いっけい)が現れた。
第7話『絶体絶命リストラ必至のナオ!!秋山は!?』
“リストラゲーム”に参加した直(戸田恵梨香)だが、またしてもフクナガ(鈴木浩介)に騙され1票も得ることがないまま3回目の投票が終わってしまった。続いて4回目、5回目と登場が行われる状況は変わることなく直は0票のままだった。力なくたたずむ直にフクナガが近寄り、字自分の持ち票30票、なおの3千万のMチケットを賭けてゲームをやらないかと持ちかける。しかし、結果は、直の完敗。泣き崩れる直の元に秋山(松田翔太)が現れた。
第8話『超感動!!核心に迫るナオ!!秋山は驚嘆!!』
“リストラゲーム”で最下位から一転、一気にトップになった直。最後の投票まで1時間となり、次々にプレイヤーたちが最下位を逃れようと、秋山と直の元へやってきた。秋山は、票に高額の値段をつけるが、負けたくないプレイヤーたちは渋々購入する。やがてその光景をみていたツチダ(森下能幸)が負け抜けを画策したが、秋山に作戦を全員にバラされてしまう。焦って直と秋山の元へきたツチダは、何票買ったかを口外しないことを条件に残金すべてで票を買った。
第9話『激震!!密輸ゲーム!!謎の強敵新たに出現』
“リストラゲーム”終了直後、そのまま3回戦会場に連行された直(戸田恵梨香)や秋山(松田翔太)ら9人は、新たに参加したヨコヤ(鈴木一真)とゲームの説明を受ける。3回戦は”密輸ゲーム”。今回は「水の国」と「火の国」に分かれ行う初のチーム戦。リハーサルを行うことになり、そこで今回のもち金額が5億円と知る。チーム分けが行われ、直と秋山は「水の国」になった。ゲームがスタートすると。密輸できない「水の国」に比べ、「火の国」は次々と密輸を成功させていく。
第10話『狂乱の展開!!ヨコヤに愕然、怒号の秋山』
“密輸ゲーム”10ゲーム目、必勝法を見つけたというオオノ(坂本真)のおかげで「水の国」は、透視能力があるというヨコヤ率いる「火の国」を追い上げていた。必勝法によって同じチームのメンバーをも支配し始めたオオノ。そんな中、中間報告を見た秋山はオオノとヨコヤが獲得している金額がほぼ同額なことに気づき、2人が手を組んでいたことを暴く。オオノに非難の目が向けられる中。直が制止に入り今後は団結して戦おうと声をかける。13ゲーム目、検査官の直に対する密輸人はヨコヤ。
第11話(最終回)『最後にとっておきのゲームをご用意致しました…絶望…狡猾…裏切り…嘘そして希望…今宵、皆様は人間の本性を目撃、ライアーゲームの全ての謎が明らかになる場面に遭遇する…』
とある療養所。“ライアーゲーム”3回戦、密輸ゲームでの神崎直(戸田恵梨香)らの途中経過を、ライアーゲーム主催者であるハセガワ(北大路欣也)に報告するエリー(吉瀬美智子)。一方、密輸ゲーム会場では、怒り狂い負け続けているかのように見えた秋山(松田翔太)の行動すべてが計画だったと知り、驚く「水の国」のプレイヤーたち。「火の国」ヨコヤ(鈴木一真)は完全に孤立し、その後もゲームは秋山の計画通りに進む。直の5億を密輸すれば「水の国」が逆転するところまでくるが、復讐に燃える秋山を悲しそうにみつめていた直から意外な提案がされる。そして“ライアーゲーム”の行方は・・・。